人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アサーティブジャパンからのお知らせ


by assertive_office

アン・ディクソン氏 講演速報!

先週の金曜日から日曜日にかけてアン・ディクソン氏の講演が東京・横浜・大阪で行われました。どの会場も当日はたいへんな盛況で、最後に行われた大阪講演では98名の方が参加されました。

会場ではアン・ディクソン氏の最新刊「それでも話し始めよう」(発行:クレイン)が先行販売されました。講演後にはアン・ディクソン氏のサイン会も行われ、アン氏は一人ひとり名前を聞き、丁寧にサインをされていました。
その際、なじみのない日本の名前を一生懸命聞き取り、笑顔で握手し、時には質問にも答えたりしながら、それこそ誠実に率直に対等に対応されていました。一人の人間としてアン・ディクソンさんの人柄がうかがえた一瞬でした。

講演では「社会における“タテ関係の力”と個人の持つ“内側の力”について」や「“怒り”は攻撃性よりも、むしろ“不安”と密接に関係がある」などのとても興味深いテーマについて話されました。
後日、ホームページ上でも紹介いたしますのでお楽しみに。

今日の事務局だよりでは、1/29・大阪ドーンセンターで行われた「アン・ディクソンによるアサーティブネス講演」に寄せられた参加者の方の感想から何点か紹介したいと思います。

----------------------
●もっと時間があれば・・・と思いました。「第四の生き方」でアサーティブネスの考え方に出会ってから、アサーティブに関心を持ち多くの本を読みましたが、最近はハウツー的な本が多いように感じていました(「アサーティブはコミュニケーションテクニックのひとつである」というような)。今回アン・ディクソンさんのお話を聴くことができて原点に戻れたように感じています。ありがとうございました。

●子どもがアサーティブであること。そしてそれが「怒り」や「悲しみ」という感情であっても、その感情を持つこと自体を認めてあげることが大切だということ。

●アン・ディクソンさんが30年前に感じたことを今も信じ続けており、ご自分の道を歩まれている姿勢に感動しました。私自身アサーティブが単にスキルとして企業等に支持され利用されていることを心配していたので、同じ思いなんだなと確認できて嬉しかったです。信じ続けることは素敵なことなんですね。

●ディクソンさんのこれからも“自分の価値観を信じていきたい”との言葉がもっとも印象に残りました。講演の内容はどれも大変心に響いてくるものばかりでした。その中でも「信じる」という言葉を何度も耳にしたことが印象に残っています。

●世界の状況と日本の女性の状況が同じだということにびっくりしたこと。歴史の中でアサーティブネスがどのように変化して、どのように伝わっていったのか、そして何を失ってきたのかがわかりました。

●力関係、タテの関係、横の関係のバランスが重要だということ。アサーティブの誤解を解くポイントになりました。
----------------------

ワークショップは2/7(火)の中級編のみ若干名あきがあります。
対象者はAJ主催講座の基礎講座を修了された方です。この機会にぜひご参加ください。詳細はこちらからどうぞ。
アン・ディクソン氏 講演速報!_b0019232_16572655.jpg
写真はアン・ディクソン氏の最新刊「それでも話し始めよう」(発行:クレイン
by assertive_office | 2006-01-30 16:59